がらくたVol.9

三日坊主と挫折の部屋へようこそ。
J02Rがお送りする、パソコンからロボットおもちゃまで、使える物からくだらん物の紹介。

ROBOBUILDER

P3150097
去年の12月から放置していたROBOBUILDERです。
前回は、インストール済みの動作まででした。
今回、付属のモーション作成ソフトを使用してモーションを作って行こうとしたんですが、はっきり言ってこれ駄目です。

イメージ013
これが付属しているモーション作成ソフト”モーションビルダー”です。
まず、サーボを操作するアイコンがボリュームです。
普通スライドバーを採用していると思うのですが、これが使いにくい。
マウスでカーソルを回すように操作するんですが無理です。
もちろん数値入力も出来ますが、値が左右非対称なんで何が何だか分からなくなります。

何とか一つ目のモーションが決まっても二つ目のモーションに移る時に二つのステップを踏む必要があります。
もうやってる間に、これまた何が何だか分からなくなってします。

ソフトの部分さえ何とかしてもらえたら、本体の完成度は高いのでお勧めなんですが・・・。
残念です。


↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

さあ、ガシガシ動かして見ましょう。

img_1593016_45877672_0
まずはバツテリーの充電からです。
以前書いたように、本体からバッテリーを外す必要はありません。
画像のようにロボット本体に直接ACアダプタを接続して充電が行えます。
もちろん、この状態で動作させる事も可能です。
(左が電源、右がPCとの通信ケーブルです。)

img_1593016_45877672_1
リモコンには標準で動作が設定されています。
自分で作ったモーションは数字キーに割り当てるようになっています。

では、いよいよ動かして見ましょう。
PCはいりません、組み立て完了---電源ONでこれ↓

こういったキットで気になるのが、故障した時の予備のサーボだったりブラケットの予備だったりする。
じつは・・・
img_1593016_45759173_0
やらかしてます。
組み立て時にへし折ってしまいました。
しかし、心配ありませんROBO-ONE SHOPのHPには”すべてのパーツをサポートしています。”と
ガッチリ書かれています・・・一週間ぐらい前までは。
いつの間にかその表記が”困った時や、万が一故障した時にもROBO-ONE SHOPがサポート致します」。に変わっていた。

そこで問い合わせてみた。

問い合わせ内容
ロボビルダーの部品価格表はありませんか?
もしあれば、それに対しての注文方法もお願いします。

回答がこれ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
現在ロボビルダーキットに含まれます部品の単品での販売は行っておりません。
故障や破損によって部品の交換が必要となりました場合に、修理交換品としての
みご用意しております。
修理の際の部品代は、輸入品のため現在のところ時価とさせて頂いておりますの
で、
一概にお値段をお知らせすることができません。
修理をご希望の際は、サポートセンターまでご連絡ください。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

時価てマグロか?意味不明です。
早い話、取り合えず電話してこい!ちゅう事らしい。
部品の在庫もかかえず、おまけに値段が分からんて、どえらい商売やっとりま。
企業間取引でこんな事やったらどつかれるで。

2足歩行ロボットキットとしては、破格の5万円。
安い。てことで購入を検討している方もこの辺りの事も考えた方がいいかも分かりません。
ブイストンや近藤科学のようにどこでも買えるようにとは言わんが、せめて全てのパーツが普通に通販で買えるようにしてくれ、故障が心配で思いっきり動かせません。

と、ぼやきながら次回動作編に続く。

さあ、パパッと組み立てましょう。

img_1593016_45728319_0
と、その前に、前回チラと触れたサーボケーブルの接続方法ですが画像の様に繋いでいきます。
なぜこれで動くんだ?と難しい事は考えず、とっとと行きましょう。

img_1593016_45728319_1
PWM制御のサーボのような原点出しなどの作業は不要で、いきなり組み立てから始まります。
何も考えずビス4個のサーボをビス16本で固定するだけです。
あっと言うまに胴体の完成です。

img_1593016_45728319_2
腕の部品構成(上)と完成(下)した所です。
全く作り応えがありません。

img_1593016_45728319_3

img_1593016_45728319_4
脚の部分です。
足首は直交軸が採用されています。

img_1593016_45728319_5
その直交軸部分ですが、このプラスチックシャフト1本で支えるようです。
対面に支持する所もありません、片足を上げるとココに約1kの重量が集中します。
大丈夫なのか?

img_1593016_45728319_6
胴に手足を合体させて、この状態になるのに約1時間30分。
完成まで1時間となっているが、まず無理です。
ただ、ここから動作させるまでは早い。
コントロールボードには両腕 両足 頭の計5個のコネクタしか来ていないので配線処理などと言う作業はありません、ゴソゴソ差すだけです。。
後は、バッテリーの充電が完了すれば動かせます。

手順は、電源オン リモコンの■ボタンを押して基準の姿勢をとる。
すでに、各種モーションがリモコンに設定されているので遊ぶ。

自分でモーションを作ろうとしなければパソコンは必要ない親切?設計です。
このあたりは動作編で詳しく書きます。

で、”次回動作編に続く”と書きたいが、ここまでで多数問題点が見つかった。
次回、問題点編に続く。

ROBOBUILDER???
現在の所”ROBO-ONE SHOP”のみの取り扱いで、かなりマイナー商品のようです。
おそらく製造元は韓国。本家のホームページを見ると”[第3回 大韓民國 ロボット大賞] 長官賞 受賞 ”を受賞した凄い奴のようです。

さて、これがどう言った物なのか簡単に説明しておくと。
人型 犬型 恐竜型の三種類のロボットを数十分で組み替えが可能な画期的な商品。
参考時間として、キット→人型(1時間)→犬型(30分)→恐竜型(30分)となっている。

(スペック)
285(H)×170(W)×105(D) (人型)
重量 1.25kg
自由度 16軸
バッテリー 8.4V(容量は不明。1000mAと思われる。)
コントローラ  ATmega128
動作時間  充電時間1時間30分 10〜30分
付属ソフト MotionBuilder ActioBuilder

大きさはKHR-2HVより一回り小さい感じです。
コントローラは何やら聞き覚えがあると思ったら、訳が分からずすぐに投げ出したATmega32の兄貴分です。
それではお待ちかね部品の紹介です。

img_1593016_45671995_0
(サーボモータ)(説明書内ではwCKモジュールと呼ばれています。)
一般的なPWM制御ではなくコマンド式サーボです。(と、思う。)
(このあたりの話は難しいので飛ばします。気になる方は詳しく解説されている所があるので検索して見て下さい。)
組み立てる側のメリットとしては、ハブを介してケーブルを接続していくので、従来のようにコントロールボードに軸数分のケーブルが集まって、”もうグチャグチャ”なんて事が無くなります。
キットにはトルク8kg.cm12個 11kg.cm4個付属しています。(記載が無いのでスピードその他は分かりません。)

img_1593016_45671995_1
(コントロールボックス)
この中に基板、バッテリーが収納されています。

img_1593016_45671995_2
付属の制御ソフトを見ると、加速度センサー、音声、距離の設定項目があったので開けてみましたがこれらの機能は省かれています。
(コネクタを取り付ける穴は開いているので拡張することは可能な気はしますが・・・。)
標準で付属するのはマイクのみです。

img_1593016_45671995_3
(ジョイントパーツ)
これらの部品でサーボを繋げていきます。
一般的なアルミブラケットを使用しないため、組み立て時間が大幅に短縮されるようです。
が・・・

img_1593016_45671995_4
凄いネジの数です。

img_1593016_45671995_5
左から、サーボケーブル、PCとロボットを繋ぐケーブル、USBシリアル変換ケーブル。
USBシリアル変換ケーブルはPCにDsubコネクターが無い場合に使用するものです。
”ROBO-ONE SHOP特別パック”のみに付属しているそうですが、ROBO-ONE SHOP特別パックしか販売されていません。

img_1593016_45671995_6
(ボディパーツ)
外装は全てプラスチックですが、足裏のみアルミ使われています。
これだけの部品が一つの袋に入っているので、傷だらけです。

img_1593016_45671995_7
(ACアダプター)
12V 5Aと大容量です。
バッテリーの充電とモーション作成時の電源としても使えます。
これは画期的!

img_1593016_45671995_8
(組み立て説明書)
これはありがたいです。
最近当たり前の様になっている、”CDROMからプリントアウト"てな手間が省けます。
しかも全てカラー表示で分かりやすく作られています。

img_1593016_45671995_9
(バッテリー)
8.4V ?A
単4型ソニー製のニッケル水素電池を使用しているので1000mA と思われる。
充電はコントロールボックスから出す必要がなくコントロールボックスのコネクタにACアダプターを繋いで行える。

img_1593016_45671995_10
(リモコン)
14型ブラウン管テレビの時代のようなリモコンです。
もう少しなんとかして下さい。
ちなみにVETUSのドライバー付きです。

以上、次回組み立て編につづく。

img_1593016_45666940_0
実は2ヶ月程前にこんな物を買ってたりする。 ”そのうち作るか。”てな感じで放置していた。 作ってないので、楽しめるか?面白いか?使えるか?はいっさい分かりません。 ではなぜ出してきたか・・・。 こんな事になっとります。
ROBO-ONE SHOP
56700円が12/25まで49800円。 急げー、買うなら今だー! もう一度言っておくと、作ってないので、楽しめるか?面白いか?使えるか?はいっさい分かりません。 まあ、明日からボチボチ作ってみます。

このページのトップヘ